アルコールCMの自主規制
アルコール飲料を製造している業界がアルコールCMに関する自主規制を設けたようだ。その内容があまりに頓珍漢過ぎて話題に上っていたのでピックアップ。
その自主規制の内容は
1、若い出演者がCMに出ると若年者へのアルコールへの興味を刺激してしまう。だから25歳以上の演者のみを使用する
2、CM内で演者の喉元を映し「ゴクゴク」「グビグビ」という音の表現を入れることはアルコール依存症患者への配慮を欠いているから止めるというもの。
正直あほかと思ったね。ずれまくっている。こういう少数者への配慮のやりすぎで気持ち悪い社会になっているなと思っている。これが規制されるべきなら何でもダメになる。これらの主観的な基準を設けても何の意味もない。
以下ではこの件に関して色々述べる。
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広告自体を止めた方が
そもそも若年者や依存症患者への配慮をするならCM自体を止めるべきだ。どういう表現が対象者を刺激するかは結局の所個人の主観だから。
例えばアルコール摂取への欲求を煽るものがダメならよくビールのCMに映っているバーベキューの様子を映すのもダメではないかな。焼肉とか肉料理を見ると無性に私はビールが飲みたくなるからwこのように人の感性や感じ方で解釈は別れる。だから業界関係者が謎の基準を設けてもザル状態だろうね。
ゼクシィのCMも止めるべき
世の中には30歳,40歳にになっても女性と今まで一度も交際したことがない、2次元が専門だと言う男性は多い。
彼らからすれば結婚への焦りと周囲からの結婚しろ圧力を煽るような「結婚情報誌のCM」はこのうえなく嫌だろう。だからモテナイ連中からすればゼクシィのCMも規制すべきだという話になる。
炭水化物依存症の人
よくラーメンのCMでタレントが麺をすする「ズルルッ」という効果音がある。これも炭水化物依存症の人からしたら苦痛でしょうがいないはず。
ところで炭水化物依存症の人ってすごく多くてラーメンが大好きな人や空腹時にイライラしやすい人は大体そうらしい。
パチンコ依存症の人やソシャゲ依存症
最近ソシャゲ課金で破産できないというように裁判所の運用が変わったそうだ。それくらいソシャゲで課金して首が回らなくなり破産申請する人が増えたんだろうね。
さて、最近のテレビCMはソシャゲに関するものかパチンコに関するものばかりだ。ソシャゲ課金で型に嵌められている人はCMを見ただけでももっとキャラ強くしたい、レベルUPしたいとどんどん金を使いたくなるんじゃないかな。煽られるというかwこれこそ社会問題だから規制すべきだよな。
元ネタ
酒類の製造販売の9団体でつくる「酒類業中央団体連絡協議会」は8月31日、アルコール飲料のテレビCMなどの出演者の年齢を、これまでの20歳以上から25歳以上に引き上げる方針を明らかにした。
「ごくごく」「ぐびぐび」という効果音の使用や、のど元のアップもやめる。同日開かれた内閣府の作業部会で報告された。 酒類の広告には法規制がなく、業界が自主基準をつくっている。アルコール健康障害対策基本法をもとに設置された専門家による作業部会の意見を踏まえ、協議会が議論してきた。
出演者の年齢の下限を25歳にするのは、「若いタレントのCMは、未成年者にも飲酒への関心を高めている」と指摘されたため。
18歳から飲酒できるオーストラリアと、21歳からの米国では、「明らかな成人」としてCMに登場できるのは25歳以上と定めていることを参考にした。
「ごくごく」などの効果音やのど元のアップをやめるのは、「アルコールを我慢している依存症の患者には苦痛」という声に配慮した。
これから自主基準の改正手続きに入り、実施時期は未定という。 協議会メンバーの日本洋酒酒造組合の伊藤洋専務理事は「お酒を楽しく長く飲んでもらえるよう、今後も業界で適正飲酒に向けた取り組みを検討していきたい」と話した。(福宮智代)
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