原爆投下は正しかった?
アメリカウォール・ストリート・ジャーナル誌が広島長崎への原爆投下は正しかったのかという記事を出して話題になっている。
この記事では原爆投下は正しかったと結論付けている。
その理由は「アメリカは日本を無条件降伏させるつもりであった」「原爆投下をしないと日本は無条件降伏をしなかったから」というものだ。
管理人の感想
無関係な人を大量に巻き込んだものであるし、いかなる理由でも正当化されるものではない。以下色々理由を述べる。
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戦勝国の論理
無条件降伏を認めさせるために原爆投下が必要だったという論理は完全に戦勝国の論理だね。
戦勝国は何をやっても許されるという良い事例だ。
そういえば日本は最近、70年談話で「侵略を明記するか明記しないか」で一時騒がれていた。
70年談話のネタが話題になってそろそろ中国韓国が食いついて賠償金を請求してくるだろう。
70年談話でごちゃごちゃ揉めているのも日本が敗戦国だからだな。負けたから悪いんだと思う。
だから自分たちの論理を通せない。
一方、アメリカを見てほしい。アメリカは世界中のあらゆる紛争に介入しまくっている。
例えばイラクやアフガニスタンなど。イスラム過激派のアルカイダなどを壊滅するためという大義を掲げている。実際はアメリカの介入は解釈のしようで「自衛戦争」とも「侵略戦争」とも取れてしまう危うさがある。
そういえば、戦争が始まるとアメリカの軍需産業は儲かってしかたがないみたいだね。
軍需産業からアメリカの政治家は献金を貰っているのは周知の事実だし。
戦争を始める大義はイスラム過激派掃討だけど、本音は金儲けなのかも。
意思決定のまずさ
広島長崎の原爆投下に関しては、アメリカが悪いのは確かにそうだけど当時の日本の軍部が無能だったんだなと感じることが多い。
特に日本人の気質かわからないけど「結果が出ていないのにただ惰性で作業することを美徳とする」という気質がある。
つまり手段と目的をはき違えている人が多い。とにかくやっている体を保つためにダラダラ作業を継続するというアレ。
戦争末期もそんな感じだったんだろうね。勝てる見込みが無いのに戦争を続けてしまったのかも。
だから原爆投下されて決着がつけられたのかなとも思える。
ニュースソース
中国・人民網は7日、米ウォール・ストリート・ジャーナルがこのほど、「なぜ『日本への原爆投下は正しい決定だった』と言えるのか?」と題した記事を掲載したと紹介した。
記事では「日本を投降させるために原爆投下は必要だったのか?」と分析し、「無条件投降しか受け入れず、その後に占領するというのは米国の政策だった」 と指摘。
その上で、「日本は原爆を投下しなければ絶対に無条件投降をしなかった。米国は沖縄での戦いの後、日本の本土を攻めようとしていた。日本は一般庶民を動員し、木の棒を持った少年に戦わせようとし、広島の原爆だけならまだ戦えると考えていたという」と説明し、「こうした事実を知ることが米国人に敵対した人々の本質を理解させ、なぜ日本への原爆投下が必要だったのかを理解する上での助けになる」と伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000024-xinhua-cn
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