間違いやすい慣用句というものがあるらしい。
誤って使用されやすい慣用句の意味を正しく使ってもらおうという取組み文化庁が始めている。
誤って使用されやすい慣用句とは「煮詰まる」「御の字」「役不足」などの言葉だ。
「煮詰まる」は議論が十分に出尽くしたことを意味している。
「御の字」は十分にありがたいこと。
「役不足」とは本来の力量に対して役目が軽すぎることをさしている。
管理人の感想
すべて誤用していたw日本語って難しいよな。このような慣用句の意味って実は何となくで決まるんじゃないかと思っている。
以下色々理由を述べる。
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時代の変化によって変わるもの?
言葉の意味って時代によって変化していくものではという意見があったのだが、これってどうなんだろう。
私もある程度時代によって変化していくものなのかなと思っている。
だって「慣用句」っていう漢字だから。日常的な生活に溶け込んでいる言葉って意味だよね。
だから人々の使用によって徐々に意味が変化していくっていうのが本来のスタイルではないかと思っている。
そもそも意味の間違いを正すという考え方自体がおかしいよ。
誰がその言葉の正しい定義をそもそも決めたんだよって感じだ。
マスコミのせい
言葉の意味が誤用されるきっかけはマスコミが適当に言葉の意味を使用しているからだろう。なんとなくその場の空気でなあなあになってしまっている。
表情を見て判断するしかない
結局日本語ってあいまいな部分が多くて、話し相手の表情とか雰囲気をみて言葉の意味を判断するしかないんだろう。
加えて前後の話の文脈から意味を推測するしかないw
例えばよく国語の問題で「下線部の語句の意味をこたえよ」という設問があった。この設問の下線部の語句って一読しても何を言っているのか不明だったりする。
それで前後の文章を読んで必死に推測する。慣用句の意味などもこういう感じで適当になんとなくやっていけばいいんじゃないかな。
だから日本って他人の感情や表情、空気が読めないアスぺにはしんどい社会だ。
ニュースソース
本来とは異なる意味で使われやすい慣用句などをドラマ仕立ての動画で紹介するDVD「ことば食堂へようこそ!」を文化庁が作り、全国の教育委員会や図書館などに配った。
取り上げたのは、社会の変化に伴う国語への意識などをみる文化庁調査に登場した20の言葉だ。
このうち「煮詰まる」は平成19年度調査で「7日間に及ぶ議論で、計画が煮詰まった」という例文を示して意味を尋ねたところ、本来の「(議論や意見が十分に出尽くして)結論の出る状態になること」と答えたのは56.7%。逆に「結論が出せない状態になること」を選んだのは37.3%だった。
ほかに、「一応、納得できる」の意味で使われやすい「御の字」(本来は「大いにありがたい」の意味)や、
「本人の力量に対して役目が重すぎる」と解釈されやすい「役不足」(本来は「本人の力量に対して役目が軽すぎる」の意味)などを収録した。
他には
1 役不足
2 煮え湯を飲まされる
3 敷居が高い
4 奇特
5 気が置けない
6 雨模様
7 枯れ木も山のにぎわい
8 割愛する
9 流れに棹(さお)さす
10 世間ずれ
11 煮詰まる
12 他山の石
13 御の字
14 すべからく
15 手をこまねく
16 やおら
17 琴線に触れる
18 失笑する
19 情けは人のためならず
20 耳ざわり などが誤用されやすい。
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