大阪東住吉区で母親の稲村亜紀が長女を虐待
大阪府警は東住吉区に住む稲村亜紀を殺人未遂で逮捕した。稲森亜紀は生後1か月の長女の頭を殴ったり揺さぶったりして硬膜血腫や頭がい骨骨折の怪我をさせた疑いがある。
稲森亜紀は大阪府警の取り調べに対して「長男が揺さぶった」と供述しており犯行を否認している。
生後1カ月の長女に暴行して重傷を負わせたとして、大阪府警は16日、母親の無職、稲村亜紀容疑者(34)=大阪市東住吉区杭全(くまた)4=を殺人未遂の疑いで逮捕した。
長女は昨年11月に病院で生まれ、自宅に戻った直後から虐待を受けた疑いがある。
稲村容疑者は「証明するものはないが、長男が長女をけがさせた」と容疑を否認している
逮捕容疑は昨年11〜12月、自宅で長女に暴行を加え、硬膜下血腫や頭部骨折の大けがをさせたとしている。頭を殴ったり揺さぶったりした疑いがある。
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犯行発覚の経緯,稲森亜紀の家族構成など
稲森亜紀容疑者は去年の年末に「長男が長女を床に落として、長女の様子がおかしくなっている」と119番通報を自らしている。その後、消防がこの長女の怪我を不審に思い大阪府警に通報していたようだ。
なお、長女は現在も意識不明の重体で脳に障害が残る見込みだと言う。稲森亜紀は意識不明状態の長女、長男、夫との4人暮らしだった。
捜査1課によると、長女は意識不明の状態で病院に運ばれ、今も意識が戻らず入院中。てんかんなど完治の見込みがない後遺症が残ったという。
稲村容疑者は夫、長男、長女との4人暮らし。夫が仕事で不在だった昨年12月18日夕方、稲村容疑者が「2歳半の長男が娘をフローリングの床に落とし、様子がおかしい」と119番通報した。消防から連絡を受けた府警が捜査していた。
稲村亜紀は当初長男がやったと犯行を否認していたが.医師の鑑定結果は?
稲森亜紀が当初「長男が長女を床に落とした、長男が長女を揺さぶった」という供述をしていた。しかし医師たちの鑑定によってその供述の信ぴょう性が否定された。
医師たちは「長女の優維ちゃんは脳の血管が切れているほどの重症、2歳の長男がそこまでの力があるとは思えない」と述べている。
なお、医師たちは「揺さぶられっこ症候群」の症状が見られるという所見を出している。
揺さぶられっ子症候群(ゆさぶられっこしょうこうぐん、Shaken Baby Syndrome、SBS)とは、概ね生後6か月以内の新生児や乳児の体を、過度に揺することで発生する内出血などの外傷
揺さぶられっこ症候群とは新生児を揺さぶりすぎて内出血を起こしてしまうことを指している。児童虐待にもなりうる指標らしい。
大阪市東住吉区で、生後1か月の娘に暴行を加えたとして逮捕された母親は、「2歳半の息子がやった」と容疑を否認していますが、複数の医師が、供述とは矛盾する鑑定結果を示していることが分かりました。
しかし、優維ちゃんの脳は血管が切れるなど「揺さぶられっ子症候群」の所見がみられ、複数の医師が「2歳半の子どもの力では不可能な症状だ」とする鑑定書を提出していたことが、警察への取材で分かりました。
警察は、稲村容疑者が日常的に虐待を繰り返していたとみて捜査しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000018-mbsnewsv-l27
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