1,経団連会長「移民をどんどん受け入れるべきだ」と語る
経団連の会長である榊原氏が「日本はどんどん移民を受け入れるべきだ」と語っている。
その根拠は1、2060年までに人口が4000万人も減ること
2、女性や高齢者を積極的に労働市場に投入しても人材不足が起こり賄えなくなるからというもの。
私は移民の受け入れには反対だ。というもの、
1、経団連の本音は低賃金長時間労働ができる奴隷が欲しいだけであること
2、人口を増やすには少子化対策が重要事項であること
3、メリットよりもデメリットの方が大きいからというもの。
以下では詳しく論じます。
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2、メリットとは
移民政策のメリットは日本人がやりたがらない3K(キツイ、キタナイ、キケン)仕事の労働力を賄える点だと考える。
既に介護の現場に東南アジア系の方が導入されている。
しかも介護は低賃金だ。
ところで知り合いに介護施設を経営している人物がいるのだが、めちゃくちゃ羽振りがいい。
介護職員にまで利益が回っていないのが現状なのかも。
政府は高齢化社会を見越して「介護サービス事業」をやる事業者には補助金をガンガン出しまくっている。
施設を建てる時に無借金で豪華な施設を建築できるようだw
話が脱線したが、移民を受け入れるメリットはそれくらいしかないのでは?
人口増を図れるという経団連の主張もあるが・・・・。
浜松や鈴鹿市などブラジル移民を非正規労働者に使っていた地域は現在、ゴーストタウン化している。
円安でほとんど労働者が母国に帰ってしまったのだ。
3、デメリット
移民を受け入れるデメリットは治安の悪化と社会保障費の増大だろう。
移民の大半がスキルを持たずに非正規労働として働くのでは予想している。
日本の最低賃金は地域によるが東京でも1000円もいかない。
低賃金による生活苦で犯罪に手を染める人も出てくると思うぞ。
それに加えて生活保護を受給する外国人がじゃんじゃん増えてくる。
少子高齢化で社会保障費がパンクしそうなのにもう限界値を超えてしまう。
4、移民政策が成功した国はあるの?
オーストラリアが移民政策に成功した国と言われている。
その理由は
1、単純労働者ではなく、専門職のみ受け入れたこと
2.人材不足が見込まれる分野でのみ受け入れていること。
日本は単純労働者もすべて受け入れるつもりだろうからこの点でもまずい。
日本は2の人材不足が見込まれる分野という限定がない。
日本国民と労働市場でバッティングが起こることになる。
5、引用(抜粋)
経団連の榊原定征会長は23日、人口減少社会への対応として「移民に頼らざるを得ない。(閉じている)ドアを開けにいかないといけない」と述べ、移民政策の議論を政府内外で加速するよう求めた。
経団連独自の制度設計を急ぐ考えを示した。長野県軽井沢町で同日から始まった経団連夏季フォーラムで語った。
政府試算では日本の人口は、このままだと2060年までに4000万人程度減る。榊原氏は労働力人口の減少に危機感を示したうえで、女性や高齢者をより積極的に活用すべきだとしつつ「それでも足らない」と指摘。
「(移民受け入れに)国は極めて保守的で拒絶的だ。産業界から具体的に提言していかないと進まない」と強調した。 榊原氏は、人口減でも持続可能な社会保障制度改革も求めた。
「高齢者向けの医療・介護には莫大な金額の公費が流れている。高齢者には我慢してもらい、子育て世代向けに給付の流れを変えるべきだ」と指摘。高齢者向け給付削減や負担増へただちにかじを切るべきだと訴えた。
経団連の夏季フォーラムは24日まで。軽井沢で開くのは2年ぶりだ。昨夏は安倍晋三首相の中南米訪問に榊原氏らが同行した関係で、東京で1日だけの開催だった。
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