茨城鬼怒川の災害は人災だった説が濃厚に

茨城県鬼怒川で起こった川の氾濫。この氾濫が起こった原因は自然堤防だった山を削り行政や民間業者が無理に太陽光発電のソーラーパネルを設置したことによるものだという説があるらしい。

鬼怒川の濁流の様子

周辺住民は山を削り自然堤防を無くすのは危険だと常々訴えてきた。それでも役所の人間は自己責任で逃げてくださいというばかりでまともな対応はなされなかった。また反対住民に対して建築業者が「あまり反対するとここに住めなくなるぞ」という趣旨の発言をして脅しをかけたという話もあるという。

鬼怒川から大規模な水害が発生した茨城県常総市で11日、住民の逆井(さかさい)正夫さん(67)が「これは人災だ」と訴えた。同市若宮戸地区では、昨年3月ごろから大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設されたことがきっかけで自然堤防が削り取られた。

豪雨による濁流はその場所から越水し、住宅地をのみ込んだとみられる。 近隣住民で最後までメガソーラーの建設に反対していたのは逆井さんだった。昨年3月ごろから常総市、国土交通省の担当者らに鬼怒川氾濫の恐れを訴えた。

今回の水害では同市三坂地区の堤防が決壊し、若宮戸地区で越水が発生した。 建設場所は私有地だったが、「生命や財産を失う不安があった。それらを守る権利が国民にはある」と声を上げ続けた。

しかし、同年5月には、同市石下庁舎の職員に「何かあれば自己責任で逃げてください」と切り捨てられた。「鼻つまみ者にされたんだ」。役所に味方にされず、逆井さんは地域で孤立していった。

 近隣住民の50代女性は建設業者に脅されたという。「危ないから山を崩さないでと言ったら『あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ。いいんですか』とすごまれた」と振り返る。自宅が壊滅的被害を受けた20代女性は「住民一体となって市なり、国なり訴えたい」と怒りをあらわにした。

情報源: 越水「人災だ」住民反対押し切りソーラーパネル設置 – 社会 : 日刊スポーツ

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建築基準法の適用を受けない場合があるソーラーパネルの設置工事

ソーラーパネルの設置工事はソーラーを住居に使わない場合、もしくは高さ4メートル未満の場合は建築基準法の適用を受けない。

建築確認(けんちくかくにん)とは、建築基準法に基づき、建築物などの建築計画が建築基準法令や建築基準関係規定に適合しているかどうかを着工前に審査する行政行為である。

情報源: 建築確認 – Wikipedia

それ以外のものは建築確認という手続きを受ける必要がある。

(1)土地に自立して設置する太陽光発電設備の取扱い土地に自立して設置する太陽光発電設備については、太陽光発電設備自体のメンテナンスを除いて架台下の空間に人が立ち入らないものであって、かつ、架台下の空間を居住、執務、作業、集会、娯楽、物品の保管又は格納その他の屋内的用途に供しないものについては、建築物に該当しません。【技術的助言】 

(2)建築基準法が適用される工作物からの除外について上記(1)により建築物に該当しない場合であっても、太陽光発電設備等の高さが4mを超えるものについては工作物に該当し、原則として確認申請が必要となりますが、「電気事業法第2条第1項第十六号に規定する電気工作物」に該当する場合は、建築基準法の適用対象から除外されます。【技術的助言】【建築基準法施行令第138条第1項】【平成23年国土交通省告示第1002号】

情報源: 太陽光発電設備等に係る建築基準法の取扱いについて| 四日市市 公式サイト

鬼怒川の氾濫は人災だと坂東市市長も断言

今回の鬼怒川災害で政府の調査を受けた坂東市市長はソーラーパネルの無理な設置工事が今回の原因だと政府に説明を行った。

常総市若宮戸の鬼怒川越水地点に関して、坂東市の吉原英一市長は11日、政府調査団として県庁を訪れた赤沢亮正内閣府副大臣に対し、岸辺に太陽光発電パネルが設置された際に土地が削られたことの影響を指摘、「この災害は人災だと考えている」と語った。

吉原市長は橋本昌知事らとともに赤沢副大臣と面会し、越水現場を1年前に撮影した写真と、10日午後の被害状況を上空から捉えた写真を提示。

開発によって越水被害が広がる可能性を指摘してきたと述べ、「大きな事業をやるときには自治体の意見を聞いてからにしてほしい」と要望した。

赤沢副大臣は「詳細な分析を持っていないのでコメントできないが、同じことを繰り返さないためにどういった注意が必要か調べたい」と答えた。副大臣との面会後、吉原市長は「民地が削られ、堤防面が低くなった。

越水の原因の一つになった思っている」と述べた。国土交通省下館河川事務所によると、鬼怒川が越水した常総市若宮戸付近には民有地の自然堤防を掘削する形で、民間業者が太陽光発電パネルを設置した。

同事務所は応急対策として大型土のうを積み上げ、それまでの高さは維持していたと説明、「削る前の状態でも水は越えていた」とした。

情報源: 【茨城新聞】坂東市長 「この災害は人災」 越水 開発で堤防面低下指摘