武藤議員、安保体制は国民に課せられた義務

1、概要

自民党の武藤貴也(むとうたかや)議員がシールズとの間に起こした騒動に関して自身のブログでさらに反論をしている。
武藤議員はシールズの「戦争に行きたくない」という発言は「利己的個人主義的態度」であるとツイッター上で批判していた。
しかし
発言が曲解されてネット上では炎上状態になっていた。


武藤議員の釈明ブログ記事を要約すると「自国の防衛や平和、他国の防衛や平和に無関心な態度は国際的にみて利己主義そのもの」「安保法案は日本に課せられた義務であり正義の要請」というもの。
その結論を根拠付けるために「砂川事件の判決の補足意見」「日本人救出に関与したことがある外交官の話」を持ち出している。

2、管理人の感想

当サイトは武藤議員を誹謗中傷する意図は全くありません、ただの批判ですので悪しからず。
武藤議員のブログ記事の内容はかなり正論だけど賛成はしかねる。
ちなみに私は安保法案には賛成しています。
まず、武藤議員が砂川事件の補足意見を根拠として出している理由は何だろう?
判例や判決はその要約である「要旨」だけを見て判断していはいけない。
やはり重要なのは事実関係だ。
砂川事件判決は集団的自衛権に関する判決ではないはず。
それなのに砂川事件判決の要旨を引用するのはミスリードだ。
それと裁判官が言っていること=正しいこと、絶対的な正解だという意図が武藤議員のブログから見え隠れするのが何だかモニョるw
何だか上手いこと丸め込もうとしているな・・・という印象だ。
一方、武藤議員のブログの後半の内容は納得したね。
日本邦人の救出の時に外国政府や外国部隊が尽力してくれているのは本当にその通り。

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ソース(武藤議員のブログ)

1、前半

私がツイッターで、「SEALDs」は「利己的個人主義」に基づいた主張をしていると述べたことについて、様々な意見が寄せられているので、ここでもコメントさせて頂きます。

ツイッターでは文字数が限られており、私の言いたいことが十分に伝えることが出来無いので、ブログで述べさせて頂きます。

 まず、読んで頂きたいのは、砂川判決における田中耕太郎元最高裁判所長官の補足意見、以下の箇所です。 

「要するに我々は、憲法の平和主義を、単なる一国家だけの観点からでなく、それを超える立場すなわち世界法的次元に立って、民主的な平和愛好諸国の法的確信に合致するように解釈しなければならない。自国の防衛を全然考慮しない態度はもちろん、これだけを考えて他の国々の防衛に熱意と関心とをもたない態度も、憲法前文にいわゆる『自国のことのみに専念』する国家的利己主義であって、真の平和主義に忠実なものとはいえない。 我々は『国際平和を誠実に希求』するが、その平和は『正義と秩序を基調』とするものでなければならぬこと憲法9条が冒頭に宣明するごとくである。平和は正義と秩序の実現すなわち『法の支配』と不可分である。真の自衛のための努力は正義の要請であるとともに、国際平和に対する義務として各国民に課せられているのである。」

このように、田中裁判長は自国の防衛を考慮しない態度も、他国の防衛に熱意と関心を持たない態度も、憲法が否定する「国家的利己主義」だと言っています。

そしてその上で、真の自衛の為の努力は、正義の要請であるとともに、国際平和に対する義務として「各国民に課せられている」と言っています。 

つまり、「SEALDs」の方が仰る「だって、戦争に行きたくないもん」という自分個人だけの感情で、今議論されている平和安全法制に反対するのは、田中最高裁長官の言うように「真の平和主義に忠実なものとは言えない」と私も考えます。

誰もが戦争に行きたくないし、戦争が起こって欲しいなどと考えている人はいないと思います。

しかし他国が侵略してきた時は、嫌でも自国を守るために戦わなければならないし、また世界中の各国が平和を願い努力している現代において、日本だけがそれにかかわらない利己的態度をとり続けることは、地球上に存在する国家としての責任放棄に他ならないと私は考えます。

2、後半

加えて、7月13日の平和安全法制特別委員会にお越し頂いた元外交官の岡本行夫氏は、次のように述べています。

「一九九四年、イエメンの内戦で九十六人の日本人観光客が孤立したとき、救ってくれたのはドイツ、フランス、イタリアの軍隊でした。

二〇〇〇年からだけでも、総計二百三十八人の日本人が十一カ国の軍用機や艦船などで救出されてきました。

一九八五年三月、イラン・イラク戦争でイランの首都のテヘランが危機になり、日本人二百十五人が孤立しましたが、日本の民間航空機は、危険だからとテヘランまで飛んでくれませんでした。

それを救ってくれたのはトルコでした。トルコ政府は、テヘランに派遣した二機の救出機のうちの一機を日本人救出に当て、そのために乗れなくなってしまった何百人かのトルコ人は陸路で脱出させたのです。日本では報道されませんでしたが、二〇〇四年四月、日本の三十万トンタンカーのTAKASUZUがイラクのバスラ港沖で原油を積んでいた際に、ボートに襲われました。

そのときに身を挺して守ってくれたのは、アメリカの三名の海軍軍人と沿岸警備隊員でした。みんながみんなを守り合っているのです。」

世界にいる日本人は、各国の軍隊や警察組織によって守られています。

そして岡本氏が述べているように、日本では全く報道されていませんが、日本人を守るために命を落とした外国人もいます。

「みんながみんなを守りあっている」ときに、日本が、しかも日本人自身の安全に、我関せずという態度をとり続けることは、日本人の命と財産を守るリスクと負担を他の国に押し付けるということを意味します。

以上述べたように、世界中が助け合って平和を構築しようと努力している中に参加することは、もはや日本に課せられた義務であり、正義の要請だと私は考えます。

情報源: 「国民に課せられる正義の要請」|武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

ネットの反応

正義云々と言い出すと途端に胡散臭くなるw
基本的人権が日本崩壊の諸悪の根源とか発言していた人だね。
こういう方が逃げ回って絶対に戦争に行かないと思う。
砂川基地事件は米軍基地に関する判例だからな。
日本の国会議員はもっと自由に発言していいはずだ。なんだか意味不明な言葉狩りが多くて不憫でしょうがない。
安定の日本会議所属だなwww
滅私奉公に富んだ武藤議員が前線に行って戦ってください。
これだけ批判されるのは彼の言っていることが正論だからというのがあるよね。
やや口が軽い方だけど、シールズの本性を炙り出すにはうってつけの存在だねwww