奈良の大学教授が安保反対署名を呼びかける
奈良教育大学の教授が「安保法案に反対の署名をしてください」という文面のメールを全職員と全学生に一斉送信をしていた事件が発生した。
この大学教授は越野和之(こしのかずゆき)という人らしい。越野和之は大学から口頭注意を受けるにとどまっている。
なお越野和之は「命を犠牲にする安保法案は絶対に許せない」と述べて犯行を認めている。政治的な中立性を損なうような行為を教員がやっていいんだろうか。
奈良教育大(奈良市)の教授が、安全保障関連法案に反対する声明への賛同と署名を募るメールを、学内のメールシステムを使って全学生と教職員に一斉送信していたことが25日、関係者への取材で分かった。
大学側はシステムの利用規約を逸脱した行為として、教授に口頭注意した。 メールは越野和之教授(50)=障害児教育学=が15日午後10時ごろ、「【賛同・署名のお願い】安全保障関連法案反対声明」とのタイトルで、同大の全職員と学生約1450人に学内のメールシステムから送信した。
「奈良教育大教職員有志」名で、呼びかけ人として越野教授ら同大の教職員14人の名前とともに「命を犠牲にし、未来を閉ざす戦争につながる法案の成立を許すことはできない」などとして法案の廃案、撤回を求める声明文への賛同と署名が呼び掛けられていた。
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似たような事件が今月も起こっている
2015年9月に大阪堺市の小学校で政治的なビラがまかれる事件が発生している。
小学校の学童保育の指導員が学校内に「安倍政治は許さない」と書いたビラを貼って批判を浴びて教育委員会が謝罪に追い込まれている。
堺市内の市立小学校で学童保育の主任を務める50代の男性指導員が、廊下や教室に安保関連法案の反対運動に使われる「アベ政治を許さない」と記したビラを掲示していたことが分かった。
市教委は「政治的中立性を損なう行為」として、運営を委託する市教育スポーツ振興事業団に対応を求めている。学校現場で特定の政治的主張を子供たちにすり込もうとする行為に批判が集まりそうだ。
市議会本会議で自民党の西村昭三議員の質問に、教育次長が認め、謝罪した。
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