ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者の兄は殺人鬼だった
埼玉県で白石和代さん,加藤 美和子さん,娘の美咲さん,春花さんが殺害された事件でペルー人のナカダ容疑者が逮捕された。ナカダ容疑者の兄はペルー国内で17人の殺人を犯して懲役35年の判決を受けて服役している殺人犯だった。
ナカダ容疑者の姉の話によるとナカダ容疑者は兄の殺人を見て精神的に病んでしまったと述べている。
埼玉・熊谷市で、小学生の女の子を含む6人が殺害された事件を受けて、ペルーに住む容疑者の姉は、「弟は普通の子だったけど、日本に行って精神的に病んでしまった。(ナカダ容疑者は)『誰かに追いかけられている、自分は殺される』と言っていた」と話した。
ナカダ容疑者の姉によると、ナカダ容疑者は、10人兄弟の末っ子で、上から4番目の兄、ペドロ・パブロ服役囚は、17人を殺害したとして、2007年に懲役35年の刑が確定し、服役している。
ナカダ容疑者は兄の殺人を目撃し、精神的にショックを受けていたという。
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ペルー人を逃がした警察の落ち度に批判が殺到中
ペルー人ナカダ容疑者は13日の午後、熊谷の交番を訪れている。その際に意味のわからない言動をしたり「神奈川に姉がいる」「ペルーに帰りたい」などと話していた。
埼玉県警は要保護者でもなく容疑者でもないことから警察に連れて行ったが身柄を拘束することはしなかった。その後、ナカダ容疑者がタバコを吸いたいと玄関に出た後に姿をくらましている。
住居侵入容疑で逮捕状を取ったペルー人の男(30)については、埼玉県警熊谷署が、同県熊谷市の夫婦殺害事件が発生する前日の13日に署に同行していたが、所在不明になっていた。
県警の阿波拓洋(たくよう)刑事部長は「(同行した時点では)容疑者でも保護対象者でもない。捜査する相手ではない」と述べ、捜査の落ち度を否定した。警察庁幹部は「事実関係を調べなければ警察活動の適切性を述べられない」としている。
県警熊谷署捜査本部によると、地元消防が13日午後1時半ごろ、交番に「外国人が来て、片言で意味が分からない」と届け出をし、通訳を手配する必要があると判断し、ペルー人の男を署に同行した。
男は「神奈川に姉がいる」「ペルーに帰りたい」などと話していた。たばこを吸わせている間の午後3時半ごろ、姿を消したという。熊谷市見晴町の夫婦が殺害されたのは翌14日午後の可能性が高いという。
殺された白石和代さんらの近所の住民の評判
亡くなった加藤美和子さんは保護者会の委員を務めたことがあるほどの学校行事への参加に積極的な方だった模様。亡くなった美咲ちゃん、春花ちゃんらも元気で活発な子だったようで近所の住民は落胆の色を隠せない。
加藤美和子さん(41)一家を知る近所の女性(41)は、小学5年の娘が美咲ちゃん(10)と同級生。女性は「娘は美咲ちゃんと1年生の時から一緒に通学し、一時は同じクラスだったので泣いていた。美咲ちゃんは元気な子で、妹の春花ちゃんも活発な印象だった。お母さんは保護者のクラス委員長を務めたことがあり、学校行事にも積極的で、気さくな人だった」と話し、ショックを隠せない様子だった。
加藤さん宅近くの男性(81)によると、午後6時ごろに警察官が訪れ、外に出ないように言われた。小学2年の孫が加藤さんの娘と仲が良く、「家にも遊びに来ており、活発でかわいい子だった」と振り返る。「きのうも2人で一緒に遊んでいた。孫に何て伝えていいのか」と絶句した。
一方、近所の男性(78)によると、白石和代さん(84)は、農協で米の検査員を務めていた夫を約7年前に亡くし、近くに住んでいた一人息子も同じ頃に難病で他界、一軒家に1人で暮らしていた。http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015091600982&r=y&relid=1_2
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