感情でしか人を裁けないのダメだ
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領らへの名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)の公判が19日午後、ソウル中央地裁で開かれ、検察は懲役1年6月を求刑した。
弁護側は無罪を主張した。判決は11月26日に言い渡される。
検察側は「大統領の男女関係に関する虚偽事実を、虚偽と知りながら報道した。誹謗(ひぼう)の目的が十分にあり、名誉を毀損した」と主張。動機面については、駐日大使人事に関する産経新聞の記事に関して大統領府から「解禁指定違反」と見なされ、取材資格を取り消されたことに対する「報復」という認識を示した。
さらに「何ら謝罪せず、否認を続けている。反省の気配も見いだすことはできない」と非難した。
加藤前支局長は被告人質問で、「誹謗する目的で書いた記事ではない」「男女関係を取り上げる意図は全くなかった」と強調。「うわさの真偽は不明と記事に書いている」と説明した。
また、最終陳述で「朴大統領の名誉を毀損しようという意図は全く存在しない」と重ねて訴えた。
加藤前支局長は2014年8月に産経新聞のウェブサイトに掲載されたコラムで、同年4月16日の客船「セウォル号」沈没事故当日、朴大統領の動静が7時間不明だったことを取り上げた。この中で、韓国紙の報道や証券筋の話を引用し、男性に会っていたのではないかといううわさを伝えた。
複数の市民団体の告発を受け、検察は同年10月、情報通信網法に基づく名誉毀損罪で在宅起訴した。参照元時事ドットコム産経前支局長に懲役1年6月求刑=大統領の「名誉毀損」-来月26日に判決・韓国
スポンサーリンク
スポンサーリンク
加藤ソウル支局長に対する懲役刑の求刑がなされたことに対するネットの反応
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)の第6回公判が1日、ソウル中央地裁で開かれた。加藤前支局長がコラムで引用した記事の執筆者で、朝鮮日報記者の崔普植(チェ・ボシク)氏が弁護側証人として出廷する予定だったが、崔氏は「会社業務と地方出張」などを理由に欠席した。
参照元zakzak引用コラム執筆の朝鮮日報記者、出廷せず 産経前ソウル支局長公判
この記事へのコメントはありません。